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【2025/05/11 13:19 】 |
つげ義春「ねじ式」と戯れる
お久しぶりになってしまいました。三回目にしてこんなに間が空いて大丈夫でしょうか


大丈夫です


さて、今回は初の戯書になります。と言っても、漫画ですが
最初から漫画で大丈夫でしょうか


大丈夫です


当書と戯れるにあたり、やはり現物に触れるのが一番ではあるのですが、わざわざ買えと言うのもおこがましい話ですので、内容を映像化した動画作品を載せておきます


素人の方の作品だそうですが、当作品独特の雰囲気がとてもよく出ています





つげ義春は、その昔、サブカル青年御用達の漫画雑誌「ガロ」にて漫画を連載していた漫画家です
たまに、「ガロ系」などと表現される漫画があったりしますが、その「ガロ」とはこの「ガロ」のことです
今回戯れる作品「ねじ式」は、そんな彼の代表作であり、エヴァの綾波レイからポケモンのメノクラゲに至るまで、ありとあらゆる作品や人物に影響を与えた革新的作品となっております


それでは、戯れていきましょう


この作品に関しての僕の感想を一言で言い表すなら、
「よくわからないけど、なんかスゴイ」
になります。我ながら薄いですね、「シュールレアリズム」とか言えばインテリジェンスに聞こえるでしょうか


さて、この「よくスゴ」感は、僕の大好きな感覚でして、このテの作品を評価しようとするときに、僕が一つの指標にしているものでもあります
この作品は「それ」がぶっちぎりで溢れていると言えるでしょう。随処に蔓延る不条理が、たまりません


そんな、他の漫画作品にはなかなかない「よくスゴ」感が僕の心を鷲掴みにして離さない「ねじ式」ですが、もう一つ、僕の琴線にド直球ストレートな要素があります


それはずばり、ユーモアのセンス
僕は、この作品をある意味「ギャグ漫画」であると捉えています。それも最高峰クラスの、です
不条理ギャグ、とでもカテゴライズすればいいでしょうか、吉田戦車作品のそれに一番類似しているように思えますが、なかなか他では見られない系統のギャグ漫画です
なんにせよ、昨今よく見受けられる「パロディ」や「下ネタ」、「ネットスラング」満載の腐れギャグ作品とは遥かに一線を画す、高度で質の高い「笑い」がこの作品にはあります


「きみはこう言いたいのでしょう。イシャはどこだ!」

「いや、この場合テッテ的というのが正しい文法だ」

「ちくしょう、目医者ばかりではないか」


台詞だけ抜いても、溢れ出るセンス
嗚呼、たまらない


こんなところでしょうか
映像でも、もちろん雰囲気は出ていますが、その独特の空気と戯れるにはやはり、本物に触れるのが一番です
興味をもった方は、是非ご一読を。ちょっとポチポチやればAmazonでもなんでも出てきます
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【2014/03/12 05:51 】 | 戯書 | 有り難いご意見(0)
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